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僕の愛する未亡人
第9章 はじめての朝
佳織は横たわる冴子の唇に、自らの唇を押し付ける。

「――たった昨日と今日のことなのに……今は違うの。やっぱり、佐藤くんが羨ましい」

「その感情がよくわかんないけど……あたし、誰とでも寝る安い女ですよ?」

冴子はため息をつきつつ、佳織を抱き寄せる。その腕は、軽口とは裏腹にとても優しい。

「だから羨ましいなんて、思わないで。あのバカな後輩が言っちゃったから言いますけど……昨日、本間さんが言った通りです。
佐藤くんは、本間さんに気持ちがなかなか伝わらなくて、上司のあたしに甘えただけですよ。外回りに同行させてるのも、好きな人と同じ空間にいるのが辛いからって言われたんです。あの性欲バカの隣の席が、好きな人ならねぇ」

軽口を叩きつつ、冴子は真剣だった。

「上司としては仕方ないでしょ。でも、あの子が本当に好きなのは……本間さんだけです。それに、昨日みたいに……二人が上手くいくなら、あたしのことくらい使ってもらって構わないです」

「――やっぱり、飯塚さんがいないと、上手くいかなかったと思うよ」

佳織は目付きを変えて、冴子の乳房を撫でる。
右肩をシーツに沈ませる冴子の胸元まで顔をずらすと、佳織は唇を押し当てる。

「ん……っ」

冴子の体がびくんと震えた。
微かに漏れる吐息が、佳織の耳に届き、鼓動を早める。
指先を乳首に這わせると、冴子の体がさらに小刻みに跳ね、思わず背筋がビリビリと痺れるような感覚が走る。
佳織は唇を離さず、舌先でふわふわの胸の頂きの周りをそっと撫で上げる。

「あっ……んんっ……」

「やっぱり佐藤くんが羨ましいから……独り占め、させて」

「そ……んな、昨日散々……したでしょ……? 本間さんなら嫌じゃ……ない……のに」

冴子の吐息に反応して、佳織の指先は自然に乳房の輪郭を辿り、軽く揉みしだく。
その動きに合わせて、冴子の肩や腰が小さく揺れ、二人の呼吸は徐々に重なり合っていった。
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