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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第25章 ーSide:澪父ー さらに愛してもっと溺れさせよう大作戦!
「や、やめっ。やあああんっ! 海、入りたいのにぃいいっ!」
澪は首を振って鳴く。
おやおや、海に入りたいのか。
「海か、そうかそうか。入ろうな。唯斗、せぇのでいいか? ゆっくり運ぶぞ?」
「っへ、なにっ!?」
澪はわたしの言わんことが理解できないらしい。思考が止まっている。
その中で、唯斗は理解したようだ。
「兄さん……本気?」
「澪が海に入りたがっているんだ、叶えてやらんとな」
わたしの言葉に、
「――鬼畜」
ぼそりと唯斗が呟いた。
しかし弟も賛成の様子だ。
理解できない本人を無視して、「せぇので立つぞ?」わたしは唯斗に号令をかける。
「えっ、えっ!?」
狼狽える澪をそのままに、わたしと唯斗は澪の両膝に腕を差し入れた。挿入したまま、ゆっくり立ち上がる。
「――あっ、待っ!」
澪の爪先が砂浜から離れ、浮き上がる。
「あ……」
ガクン。
「――っつ、兄さんっ!!」
「ああああんっ!」
わたしの右膝から力が抜けた。
澪の傾き、わたしたちの雄がよりいっそう澪の最奥を貫いてしまう。
「っぐ、すまん。片膝の力が抜けた」
まったく年には敵わんな……。
それはほんの一時的だが、肉壁に穿つわたしたちの雄を締めつける力がずっと強くなった。
ヒクヒクと中が痙攣している。
どうやらさっきの拍子で澪はイってしまったようだ。
わたしたちはどうにか吐精を食い止めると、そのまま動かずに快楽の波が引くのを待った。

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