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麗美さん
第1章 めちゃくちゃ痛い!
「痛たたー!」

いきなり激痛が腹部を襲う。

「どうしたの?」

夕食を食べていた時に七転八倒の痛みが来た。

「お、お腹が!痛い!!あー!痛い!」

お腹。押さえてうずくまる。

「救急車呼ぶ!?」
「そ、そうして~! 痛いよー!」

額が冷や汗が流れる。

救急車が来るとタンカに乗せられ運ばれた。
近所からは野次馬が出ている。
恥ずかしいがそんな事は言ってられない。何とかこの痛みを抑えて欲しい!
救急隊員が妻に

「何か変な物は食べていないですか?」
「多分食べていないと思います」
「ご主人は変な薬とかはやってませんか?」
「・・・一人で部屋に居るのが多くて分からないですが、異常な行動とか、奇声をあげたり変な事を口走ることは無いから多分やってないと思いますけど・・・」

おいおい!何もやってねーよ!ふざけた事言うなよ~、こっちは痛くて苦しんでいるんだから、早く運んでくれよー!
救急隊員は今日の救急担当病院に連絡する。
2件程断られ、3件目でようやく受け入れをしてくれた。救急担当病院の登録を受けいるのに受け入れ拒否ってなんだよ!

「えー?そこって大丈夫なんですかぁ~?あまりいい噂はないですけど?」
「まぁ行って診てもらって、嫌なら転院希望出して下さい」

とまぁ、そういう病院らしい。

病院に着く頃には少し痛みが治ってきた。

病院でストレッチャーに載せ替えられ、処置室へ、
直ぐ医師が来て、

「お腹だって?どの辺り?」
「はい、胃の辺り・・ってか、胃より背中に近いかなぁ?そこを猫の爪で引っかかれた感じの痛みです。」
「うんうん、ちょっとお腹触って押すからね。・・・ここは?」
「はい、痛いです」
「ここは?」
「いえ」
「うーむ、・・・明日、レントゲンとエコーやります。今日は入院してください。 それと鎮痛剤を打ちますね。 麗美君、ペンタゾシンを打って」
「はい」

看護師は注射を静脈に打つと、すうっと痛みが消えていく。

「どうですかぁ~、痛み止まりましたかぁ~?」
「はい、凄い効き目ですね」
「少し休んで、歩けるようなら、病棟で泊まってもらって、明日検査しますねー」
「あ、あの~、家に電話したいんだけど?」
「病室はダメだから、ここで少し出来ますよ」

妻に事情を説明し、会社の同僚にも説明して、明日は休むと伝えた。 

病室に案内されると、1人部屋。
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