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脳内ショートストーリー
第1章 【佐伯莉子と西くん〜大学生の恋〜】





あぁ、何でそんな可愛い顔するかな
本当、誰にも知られたくない
西くんがこんな可愛い男の子だって事
誰もこの魅力に気付かないで
私だけのものにしたい……



「ハードル、高い?」


「う、うん」


「私は呼んで良い?」


「えっ……うん、でも、皆の前では呼ばない方が良いよ」


「何で?」


「俺が周りの男に絞められる…」


「そんな事しないよ、付き合ってるって思わせれば良くない?」


「なっ……付き合って……ないないない、ないでしょ」



そんなあからさまに否定されると悲しいな
私はナシなの?
はぁ、こんなモテても本命にモテなきゃ
意味ないじゃん……



「フリでも?」


「え、フリ?付き合ってる、フリって事?」


「いや、やっぱナシ、フリは嫌だ」


「う、うん、そうだよ、そんなの悲しいだけだよ」


「もう良い、ゲームする」



話を誤魔化して、その後、普通に同じゲームをして
バイバイした
西くんと居ない時はなるべく女の子の友達と居て
またしつこい先輩たちから逃げる日々
やっと会えた食堂で声を掛けようかと思ったけど
そういや私はナシなんだった、と背を向けた



何いじけてるんだろう
あれだけガンガン押してたくせに
付き合うのはナシだと言われたら
それ以上は前に進めなくて嫌になる
私、Sだよね?
こんな事でひるんでるタイプじゃないでしょ?
初めて自分から行動に出た相手なのに……



西くんも男友達に囲まれて楽しそうに話してる
私だけが意識してるみたいでムカつく
行こうとしたらまた先輩方にダル絡みされてしまう
バック掴まれて逃げ切れない
「1回だけデートしよう」ってウザ過ぎ
しないですって何回も言ってるのに



そしたら急にその手を取り払ってくれた人が居て……



「すみません、この人この後、俺と予定入ってますんで失礼します!」



ねぇ、嘘でしょ……凛々しい横顔とは裏腹に
握られた手から緊張が伝わってきて仕方ない





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