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第1章 【佐伯莉子と西くん〜大学生の恋〜】

初めて行った陽平の部屋
デートした帰り、突然の雨に濡れて…って
よくあるシチュエーション
陽平の家が近かったからシャワーを浴びに
一緒に帰って来た



先に浴びた私は陽平の服を借りる
ブカブカでズボンも紐がなければずり落ちてる
そんな私の姿を見て「あ…」と目を逸らすの
慌てて自分もシャワー浴びて
浴室乾燥機で服が乾くまで一緒に居る事になって……



終電までには帰るって約束して……



場をもたせる為に色んなゲーム見せてくれたけど
隣に座って目が合うと……
もう今、この瞬間を逃したくないって思うの
だから私も私を止めない
頬に手をかけて
「嫌だったら言って」と言いながら唇を重ねた……



こうなるって家にあげた時からわかってたでしょ？
早いとかそんなの関係ないよ
その時の2人のフィーリングだと思う
遅かれ早かれこうなってたんだよ



「ん……もう少し口開けて」



リードしていくのは私
ゆっくり舌を追い掛ける
絡ませて……吸って……また絡ませて
トロンとしてきた？可愛い……
耳を触ってキスの音を聴かせる
垂れちゃいそうな涎も舐め取るよ



「まだして良い？」


「う、うん…」


「ちゃんと、気持ち良くなってね？」


「うん、気持ち良い…」



私のキスに溺れていってる感じが愛おしくて堪らない
どうしよう、もう止まれなくなってる
大好きな気持ちが溢れる
着ていたTシャツの上から胸に触れただけで反応してる
指先で乳首勃たせて弾くの
ビクンビクンしちゃって可愛いね



「イヤ…？」


「イヤ……じゃない」


「キスより先に進んで良い？」


「え……でも、俺、何の準備も」


「ｸｽｯ…良いよ、じゃあ、最後まではしない」


「う、うん…」


「でも、気持ち良くはなってもらうよ…？」


「は、はい…」



童貞なんだろうなってわかっていたけど
盛り上がってる股間を見て
え……ちょっと待って……凄くない？
今すぐ見たいけどまだ我慢……
けど、絶対、デカいと思う