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美味しいサンドイッチの作り方
第4章 光+翔…とお出掛け

こんなに…饒舌に話するんだなって…
思って…ちょっと面食らってしまったけど。

移動しようって言われて、3階に行くと
入口が天の川のトンネルみたいになってて
星空がきらめく真っ暗なトンネルの先が
宇宙に関する展示がしてあるフロアになって居る。

『那由多……、語源は確か
サンスクリット語だったよね…?
仏教的な要素もある言葉だよ…。
那由多って単位は…一般的に日本では
10の60乗って言われてるけど、
別の解釈では10の72乗説もあるらしいよ』

どちらが正しいか…は、
私にはわからないけど…。

でもどっちしたとしても莫大過ぎて
那由多を数える機会とかって…
何を数える時なんだろうかって思ってしまう。

『あれ、僕の好きなやつ…星空散歩』

と言う何だかリアリストな翔が
好きというにはメルヘンチックな
名前の展示物を指差して言って来て。

小さなドーム型テントが入口で
その中に入るとドーム状のスクリーンに
その内側がなって居て、星をあしらった
メルヘンなロゴで星空散歩と書かれている。

魔法のステッキみたいな杖を翳して
宇宙空間を自由に散歩して移動しながら、
気になる星を見つけたらその星を
カーソルで指してステッキのボタンを押すと。

その星の名前とか……地球からの距離とか
その星を含む星座が表示される。

ステッキを振るとそっちの方向に
宇宙空間を高速移動して
そのステッキのふり幅とか速度で
移動できる距離が変わるみたい。

最初は翔が操作をして、よく見る星座を
何個か見つけて教えてくれて。
私にステッキを渡して来る。

『これさ、思いっきり全力で振ってみてよ』

「う、うん…わかった」

本来の使い方ってそんなのじゃ
無いような気がするんだけど。

翔に言われた通りに…魔法少女が
必殺技を繰り出すかの如くに
剣道で面でも打つ様にして…
思いっきりステッキを振ると。

キラキラの光が無数に高速移動して
自分が宇宙空間をワープしてるみたいになる。
上の方から凄い勢いで振り下ろしたから
その勢いが…凄くて…。

「わぁ~、凄いよ…キラキラしてる…」

数えきれないほどの星が…
見えては流れて行って。

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