パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第24章 樹さんの屋根裏部屋 ～なゆたサンドレシピ③～

ドアを開いた中も、
ホワイトとブルーと
木のブラウンで統一されていて。

地中海風のテイストを感じる。
壁に地中海タイルのクロスが
アクセントに貼ってあって。

リビングの…ソファも
ターコイズブルーで。
壁には…スクリーンがあって、
テレビをこの壁にスクリーンに
映して見られるみたいで。

リビングの床のラグも…
デニムとレザーを編んで作ってある
ラグで……オシャレな風合い。

ちょこんとお部屋の隅に置いてある
海の絵とか、灯台風の飾りとか。
浮き球や貝殻が入った
ガラス瓶とかが飾られていて。

リビングのテーブルも
ガラスの天板の下に
色々なものをディスプレイできる
オシャレなテーブルになっていて。

「わぁ～、凄い…オシャレなテーブル」

『こん中に入ってる貝殻…。
なゆが、欲しいの
あるんだったら、こっから取って
持って帰っていいよって。
樹さん言ってたし、貝殻欲しいか？』

真っ白な砂と一緒に…
綺麗な貝殻がディスプレイされていて
気になる貝殻があれば。
お持ち帰りしてもいいのだそう。

「え？この中に飾ってある貝殻…。
私が気に入ったやつが
あったら貰って帰っていいの？
この白いのも繊細で綺麗だし、
こっちの…やつもキレイだし…」

テーブルがオシャレ過ぎて、
ここにペットボトルのジュースやらを
置くのも忍びない感じで。

『樹さんの自慢の…
壁付けのスクリーンで
何か観る？テレビも…
あのスクリーンで観られるし』

そう翔が言ってスクリーンに
テレビの画面を映るようにしてくれて。

『ユーチューブで、南の島の
海の画像とか流してたら
この部屋の雰囲気に合いそうだね』

そう言ってユーチューブの
環境音ASMRの動画を検索してくれて、
南の島の海の動画を再生してくれて。

「凄い…、こうして見てると
大きなスクリーンが窓みたいだね」

『今の時間だったら、こっちかな？』

そう言って探してくれた
夜の海の動画を今度は再生してくれて。