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美味しいサンドイッチの作り方
第25章 7日目 樹さんの屋根裏部屋 ~朝~

光が朝食を用意して欲しいと言うので
私は調理に取り掛かった。

調味料とかも…ひとしきりあるから
コンロはIH2口あるし、
シンクも作業場も小さめだけど
ある程度は出来る感じだ。

キャベツを切ってカレー粉で
炒めてカレー味のキャベツ炒めを作って。

カットしてあるコッペパンもあったから
それをトースターで焼いて。
その間にソーセージを炒めて。

ささっとホットドックを作って
お腹空いたって言う光を
ダイニングテーブルの
所に座らせてできたばっかりの
ホットドックをとりあえず食べさせて。

キャベツと人参と玉ねぎで
コンソメスープを作って。

レタスをちぎってきゅうりと
トマトをカットして簡単な
サラダにして盛り付けて。

「ねぇ、光。卵はどうする?
スクランブルエッグか
目玉焼きか…卵焼きでもいいし」

『じゃあ、オムレツ頼む』

「光は…オムレツ好きだね」

『おう。俺、なゆの
オムレツ好きだしな。
毎日でも…食べたいくらいだわ』

「お休みの日とかだったら…いいよ?
いつもはママが朝ごはん
作ってくれてるし」

オムレツがいいと言ったから
チーズとベーコンを入れた
オムレツを焼く事にして。
オムレツの準備をしていたら。

光が不満そうな顔をしていて。

「…ど、どうかした?光」

『べ、っつに…?どうも…しねぇよ。
なゆ…お前はさ……、いや…いいわ』

何かを言いかけて言うのを止めて。
私が用意した朝ごはんは
ペロッと綺麗に平らげちゃって。

部活におにぎり持って行くって言うから
レンチンするご飯で塩おにぎりを
握ってあげて光に持たせて。
部活に行く光を倉庫の入り口で見送る。

『んじゃ、昼飯、俺が
帰る前に用意しといてくれよ?
午前中は…翔に、譲ってやっけど。
……午後は…俺と…2人で
過ごすことになってっから』

「え?そうだったの?…
そんな話…私聞いてないけど…?」

『ん。だから…今言ったし。
んじゃ、行って来るわ』

「うん、行ってらっしゃい」

『あ、そうだ…なゆ。お前さ
今度の土曜って暇?俺さ…
部活の試合あんだけど…
試合…お前も…観に来いよ』


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