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美味しいサンドイッチの作り方
第27章 7日目 ~光と過ごすPM~
ガチャ…
『なゆ。入れよ、部屋ん中』
「う、うん…。ありがとう
お邪魔します……」
翔と光の部屋に入るのって…
翔と…えっちした…
あの時以来……かも……?
と…か…考えながら
部屋の中に入った。
翔のベッドに光がドカッと座って。
そのままゴロンと大きなサイズの
ベッドの中央で大の字になる。
『翔のベッド…寝心地良すぎ』
前に翔の口から寝具には
拘ってると言っていた話を
聞いたと光に話した。
『なゆも…、俺の横、寝転べよ』
そう言われて…翔のベッド
って思いながら光の横に寝転んだ。
相変わらず寝心地最高の
気持ちいのいいベッドで。
『翔、ベッド…もっとデケェの
買ってくんねぇかな?
んなら…3人で毎日一緒に
家でも同じベッドで寝れんのにな』
「そんな大きなベッドを
このお部屋に置いちゃったら
ベッドだけでお部屋が
パンパンになっちゃうよ」
『名案だと思ったんだけどなぁ~、
まぁ…まだ夏休みあるんだし?
樹さんの屋根裏部屋に
3人で泊まりに行けばいいもんな』
「でもずっと…3人で…
泊まりに行くのも…
不自然…なんじゃ…ないかな?」
『まぁ…翔が…なんか
その辺考えてくれてるみてぇだし?
翔に期待しようぜ?なゆ』
ベッドの2人で並んで
寝転がって、しばらく話をしていると
私の手に光の手の指先がちょんと
当たって…思わず自分の手を
ひっこめようとしたのを。
ぎゅっと…光に握られてしまった。
『なんで…逃げんだよ、捕まえたかんな』
握っている私の手をぎゅっと
光が強く握って来て、
どきどきと…してしまう。
スルッ…と…光が私の手の指に
自分の指を絡めて来て
恋人繋ぎにして来る。
そのまま自分頭をこっちに
光が傾けて来るから。
同じ様にして私の頭を
光の方側に傾けると。
コツン…。
お互いの頭の先と頭の先が
軽くぶつかる感じがして。
お互いの頭の先を…
首を傾けてくっつけ合う恰好になる。
『よしっ…、なゆ』
「な、なに?光」
『するぞ?』
「するって……」
『なんだよ…男と女が
ベッドの上で他にすっことあるのかよ』
いつの間にか私の身体の上に
光が覆いかぶさっていて。

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