この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
美味しいサンドイッチの作り方
第27章 7日目 ~光と過ごすPM~

正直な話……この家に来た4月の頃は
翔と光は…私とはジャンルが全然違う
スクールカースト最上位の人達で。

キラキラしてる…グループの
所属の…人種だったから、
絶対に…話が合うとかも思わなかったし。

ママからも誠さんからも仲良くしてね
とは言われてはいたけど、
どんな風に2人と仲良くをしたらいいのか
会話の糸口も掴めなくて…。

あんな感じの…よそよそしい
接し方をしちゃってたんだけど…。

今の私は…あの頃の…この7日間が
始まる前の私が抱いていた
2人のお兄ちゃんズに対する
苦手意識…みたいなのは
すっかりどこか彼方に行ってしまって居て。

この…7日を終える…
終わりが…見えて来た今となっては、
翔の事も好きだし
もちろん今こうしてる光の事も好きで。

このお兄ちゃんズに対する
好きって言う自分の気持ちが…
どう言う意味の感情なのか…の
答えを…自分の中で出せないでいた。

普通の兄妹は…こんな風に
コミュニケーションを取ったりしないし、
そう言うことをしてる2人の
セフレと言う…お友達の人達と
居る時の2人と…私と居る時に2人と
違うような感じがしていて…。
だからと言って…普通に好きです
じゃあお付き合いしましょうって感じの
そういう感じとも…また違う感じがしてて。

あえて…この好きを…何かに
あてはめようとしても、
私の中で当てはまる所が見つからなくて。

”兄妹以上…恋人未満”って言う…
そんな感じの所に落ち着いている。
でも…何か…恋人以上…でも
あるような…不思議な感じもしていて。

えっちの後の…休憩で
うとうとと眠ってしまった
光の顔を…じっと見つめていた。

翔も光のどっちかと付き合う
恋人同士になったとしたら、
今みたいにどっちともえっちが
出来ない感じになるし…。

選ばなかった方との…距離が
今よりずっと遠くに
離れちゃうんだろうなって…
今の感情とか状況は曖昧なのに
それだけははっきりとわかってて。

曖昧…ってある意味…
都合のいい…言葉なのかなって…。
そんな風に…納得してみることにした。

「ねぇ、光」

『ん?ああ、寝ちまってたわ。
なんだよ?なゆ』


/483ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ