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美味しいサンドイッチの作り方
第29章 番外編 9月のシルバーウィーク
縄文時代の人が弓矢と犬を使って
狩りをしていた様子を
再現したものがあって。
その隣には縄文時代の主食である
どんぐりを貯蔵してた様子が
再現してあったりとか。
『おおっ、すげぇ。なゆ、
こん中見てみろよ。
めっちゃどんぐりあるじゃん』
縄文時代の人たちはどんぐりを
すりつぶして他の木の実や
狩猟で入手した肉と混ぜて
クッキーみたいにして焼いて食べてたみたい。
縄文時代の土器の模様には
意味があるみたいで
その形も用途によって違っていて。
縄文時代の人が丸太をくりぬいた船で
漁をしてる様子も再現してあって。
海辺の地域では貴重なたんぱく源の宝庫として
漁は重要な役割をしてたみたい。
弥生時代にはコメ作りが始まって
コメ作りに使われていた道具が
進化して行くのが展示されていて。
お米が豊作になるように…と言う
祈りを込めてお祭りが行われる
様になって。今でもお祭りって
豊作とか豊漁とか願ってするものだし
その神事に使われていた銅鐸が
色々と実物からレプリカが展示されている。
その時代の人達の生活ぶりを見ながら
展示されている館内を見て回って。
その時代の人達が着てた服が
ポールハンガーに色んなサイズが
掛けてあるから、小さな子供用から
女性用男性用とサイズも豊富で。
小物とかもあるからそれを持って
当時の生活の様子を再現している
原寸大のジオラマの所で
記念写真撮ったりしながら。
本格的に着付けをして貰って
天平美人になれるって言う
そんなイベントを連休はしてるみたいで。
有料だけど綺麗に着付けして貰って
髪の毛を結って貰って結える
長さがなければウイッグを被って
外で撮影ができるって感じで。
ママが着てみたいって言うから
ママは天平美人になりに
行ってしまって。私達は3人で
残りの展示を観て回ることにして。
翔がゆっくり解説の文章を
読むタイプだから、館内の展示を
ゆっくり見て回って。
丁度見終わる頃にママから
終わったよ~ってLINEが来て。
小さい女の子とかも奈良時代の
貴族の恰好してうろうろしてたんだけど。
ママは屏風とかに描かれてる
美人画から出て来たみたいに綺麗で。

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