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ご主人様とお散歩
第1章 最後のお散歩
「もう!  あぁ!  もうダメです。ご主人様イカせてください!熱いほと走る物を私の中にくださいー!」
「いいのですか?中に出しますよ?」
「欲しいです!あー!一緒にィ!来て!来てくださいィ!」
「イキますよ!あぁ!」
「いい!イク!イク〜ぅ!あぁー!!」

ご主人様が私の奥でイッテくれた。ドクドクと私の中を満たしてくれた。

「はぁはぁ、ご主人様ありがとうございました。とても幸せ者です。」
「これが最後ですね。こちらこそありがとうございました。あぁ、お股が汚れましたね。」

ご主人様がティッシュで垂れたものを拭き取り、綺麗にしてくれた。

「さぁ、車まで最後の散歩ですよ。」
「はい、お供致します。・・・お父様・・・」
「・・・・知っておられたのですか?」
「・・・母が亡くなる直前に・・・」

そう・・ご主人様はお父さんなの。

母は私を身籠る以前、ご主人様の物になっていた。本来の父はその頃から前立腺が肥大して手術をし、そして糖尿病も患っていた。そのためインポになり、執事であった父に母を委ねたのだ。家の中での逢瀬は許されないから、こうやって用事があると出かけて某事にふけていた。この性癖は母が好んでいた事で、私もそれを望んだ。
父同士でどんな約束があったのかは知らないが、私の出生の事、母や私との秘め事は口外しない事なのだろう。

車までの散歩が終わった。父はいつものように私の股間を温めてたタオルで拭いて、パンティをはかせ、スカートも履かせてくれた。

「それでは、帰りましょう。」
「あの・・・お願いがあります。・・・」
「何でございますか?お嬢様。」
「最後に・・・父として抱きしめてくださいませんか?」

能條は黙って、私を抱いた。

「ありがとう、お父さん・・・」
「優里亜、ずっと辛い思いをさせたね。これが君とお母さんを愛する行為だったんだ。」
「ううん、幸せでした。この時があなたに愛されていることを感じられていましたの。・・・これからもお元気で・・・」
「ありがとう」

車に乗ると父はいつもの執事に戻っていた。

そして父は去って行った。
きっとこの秘密は自分の胸の中に納め、墓まで持っていくのだろう。
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