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銀狼
第4章 月夜の陵辱

洞穴の奥には巨大な茶色の毛皮が一枚、無造作に敷かれていた。

セレナはその上にそっと寝かされる。

そして銀狼は、肩に回された両手首を掴むと彼女の頭上に固定した。


「…っ…?」

「……どうかしたのか」

「…ぁ……ゃッ…」


背に当たった毛皮の感触に、セレナはふっと我に返る。

少し落ち着きを取り戻し冷静になった彼女は、この状況に新たな危機感を覚えた。


「今更どうした」

「…ち…違う……!! 」


銀狼の爪が、触れるか触れぬかの際どさで肌をなぞる。

セレナは小刻みに首を横に振った。



「……ちが…う…ッ…そういう意味では、ないの」


「そういう意味……?…とは」


「…あぁ…ッ…違うわ!…やめ…──!! 」



白く美しい指が、セレナの汗ばんだ太股を伝って…その中心へと伸びていく──。



・・・‥グチュ



「……こういう事か──?」



蕩けたその場所に易々と差し込まれてしまった。




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