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町娘の私が獅子獣人の番にされることになりました
第1章 「俺の番になれ」

暗い牢の冷たい床の上だった。
手は壁に手錠で繋がれており、動かすと金属音が響く
「気分はどうだ?」
にやりと嘲笑う笑みを浮かべるのは
私を捉えた張本人
背丈は2メートル近くあり凛とした金色の目に白髪──獅子の獣人だ
冷たく威圧的な声色と雰囲気を纏っており、存在感だけで逆らえないと悟る
「…これ、外してください」
「嫌だと言ったら?」
「…に、逃げます」
勇気を振り絞り告げる
「いいだろう。逃げられるものならな」
「…」
「先日も言っただろ?お前をつがいにすると。受け入れられないようなのでこうして連れてきたんだが」
「受け入れないでしょう、何で私なのですか?」
「なぜ…か?俺に愛でられて幸せだろう?」
「答えになってないです。他にもたくさん人間はいるのにどうして私なんですか?」
「そうだなぁ、お前は他の女とは違う、俺好みのメスの匂いがする」
クンクンと鼻を近づけてくる。
「匂い?臭いってこと?」
「俺好みと言っているだろう。だが…可愛い顔も小さな身体も好みだぞ、ちょっと残念な部分はあるが」
胸を見つめる。胸は少しの膨らみしかない
手は壁に手錠で繋がれており、動かすと金属音が響く
「気分はどうだ?」
にやりと嘲笑う笑みを浮かべるのは
私を捉えた張本人
背丈は2メートル近くあり凛とした金色の目に白髪──獅子の獣人だ
冷たく威圧的な声色と雰囲気を纏っており、存在感だけで逆らえないと悟る
「…これ、外してください」
「嫌だと言ったら?」
「…に、逃げます」
勇気を振り絞り告げる
「いいだろう。逃げられるものならな」
「…」
「先日も言っただろ?お前をつがいにすると。受け入れられないようなのでこうして連れてきたんだが」
「受け入れないでしょう、何で私なのですか?」
「なぜ…か?俺に愛でられて幸せだろう?」
「答えになってないです。他にもたくさん人間はいるのにどうして私なんですか?」
「そうだなぁ、お前は他の女とは違う、俺好みのメスの匂いがする」
クンクンと鼻を近づけてくる。
「匂い?臭いってこと?」
「俺好みと言っているだろう。だが…可愛い顔も小さな身体も好みだぞ、ちょっと残念な部分はあるが」
胸を見つめる。胸は少しの膨らみしかない

