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忘れたい彼なのに
第1章 忘れたい彼なのに
 夢をみた。JC/JK時代に交際していた彼の夢を。


 私は地方の大都市で生まれ育ち、2歳年上の彼とは実家が徒歩15分くらいの距離で小中高と同じだったから世間一般には幼馴染と言える。
 私には2歳年上、つまり彼と同学年の姉が一人いた。小学生の頃は上級生が下級生を連れて通学・帰宅したり、兄や姉が弟や妹を連れて一緒に遊ぶ機会も多くお互い顔見知りではあったが親しくはなかった。親しくなったのは私が中学1年のときだ。

 当時中学3年生の姉は才色兼備の優等生で男子からも女子からも先生からも人気があった。同じ中学に入学した私は何かと姉を引き合いに出されたが、凡人の私が姉を超えている所など皆無で落ち込み一人で泣く事も多かった。そんな私を気にかけ姉の妹ではなく私自身を見てくれたのが彼だ。
 太りぎみで運動神経もよくはなく成績も中くらいの彼が周りの評価を気にせずゲームや音楽等の好きなことに没頭して楽しく生きているのをみると、自分も姉のようになる必要はないと思えて気楽になれた。


 彼が中学を卒業するときに告白され交際を開始。2年近く清い交際が続いた後、私が中3の15歳の誕生日に彼の部屋で童貞と処女を卒業しあった。そのあとすぐ私は高校生になった。
 彼はアパートに母親と二人暮らしで日中母親が働いていて帰りが遅かったため、彼の部屋で何時間も二人だけで会うことができた。

 その頃の私は彼に何度も可愛いと言われて自信を持つようになっていた。モデル体型の姉と違い、普通体型ではあったがその頃から胸だけは大きくなった。それは彼と何度もセックスして胸を揉まれ女性ホルモンが大量に分泌されたからだと思う。

 最初のセックスは痛いだけで全然気持ちよくなかったし、その後数回も同じだった。それを彼に遠まわしに伝えるとショックを受けた様子で、凝り性の彼はネットを使ってセックスについて調べ上げ、私に再度チャンスをくれとお願いしてきた。そして私は彼とのセックスに嵌まってしまった。


 三日に一度は彼に呼ばれセックス。凝り性で研究熱心な彼は、私を気持ちよくするにはどんなプレイが望ましいのかを調べるためといい、私に様々な場所で色々なプレイを強要した。
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