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NEXT EXTRA 2025
第1章 Halloween Love
顎の辺りから指を這わせて、唾液で艶々した下唇を撫でる。

睨まれた気がするけど、色っぽく潤んだ瞳にそんな威力ない。

余裕をカマした風だけど、さっきから稜の手が伸びてシゴいてきてる。

「...は」

んなヤったら、ゴムが。

心配になって少しだけ頭を起こして覗き込むと、同じく視線を伸ばした稜が大きく広げたその場所に当てがって、ゆっくりと沈んでゆく。

「っ...ふ...っ」「うっ」

自然と掴んだ稜の体をを引き寄せようとする。
その手をゆっくり払いのけられ、そのまま指が絡む。

「だめ...。わたし、のばん...」

深く奥まで繋がって、やっと稜がそう言った。

一呼吸を置いてから、倒れかかっていた体を起こして動き出す。

前後にゆるゆると艶めかしく動いて、気持ちよさそうに小さく喘いでいる。

次第に体を上下に揺らして動く度に、柔らかそうな胸が大きく揺れて。
触りたい、むしゃぶりつきたい、そんな気持ちをなんとか堪える。

絡めた指が、稜の揺れる胸へと誘導される。

「触って...」

さっきからの視線に気づいていたのか、許可が下りた。

なんせ、稜の番だから。勝手な事出来ない。

今日に限らず散々触ってきてるのに、その胸の柔らかさに感動する。

子ども2人を、ミルクと混合ではあるが、母乳でも育てた。
この度に、胸が大きくなった、しぼんだ、垂れてきた、先の色や形変わったとか、イロイロ嘆いていたのは分かってるし。
確かにそれらの変化は目の当たりにした。 

だけど、今のこの柔らかさは、予想だにしなかった。
嬉しい誤算。というべきか。

「舐めてい?」

指の間からこぼれ落ちる先に唇が触れる距離まで近づいて、その場所からさも今思いついたかのように聞いてみる。

小さく何度も頷いたのを確認して、舌で一帯を舐めまわす。

「はぁんっ...」

羚汰の頭を掻き抱いて腰が浮きそうになる稜の腰を、逃がすまいと抱きつくように引き寄せる。

その間も吸い付いては舐め回し、お尻を掴んだ手を自分の方に擦り付ける。

「も、動いてい?」

顔を近づけ至近距離でそう聞きながらも、羚汰の腰は動き始めている。

ますます涙目になった稜がまたしても、小さくいっぱい頷いた。
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