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NEXT EXTRA 2025
第1章 Halloween Love
腰を掴んでいた手に、いつの間にか稜の指が絡まってきいて。
それに気づくと思いついて、その片手を引き寄せて舐めまわす。
唾液でねっとりとなった指を、稜の中心にいざなう。

「...ん」

ほんの一瞬手が止まったが、慣れた手つきで、だけどちょっぴり控えめに撫で回し始めた。

「...っんあっ」「は...っ。くっ...」

互いの吐息が一段アガって、カラダから発する熱も増す。

ハロウィン仕様だとかいうオレンジと黒となにやらごちゃっとした爪が、いつもの稜の動きなのに余計に卑猥だ。

「...ああ。すご、イイっ...」

唾液と蜜液とがにちゃにちゃと混ざりあって音を立て、交わる音と重なって響く。

洗面台の下が若干照明が届きにくいとはいえ、部屋全体を照らしているからしっかり細部まで見えて、2人ともその場所から目が離せない。

太ももを押し広げていた右手を離し、稜の手を払うようにして親指を膨らみで弾ませる。

それを期待していたのか、刺激によるものか分からないが、稜の腰が浮いて余計にその場所を晒すように開かれる。

「っつ!...イっ....っ」

同時にウラからもそのあたりを突いて、一気に稜を高みに追いやる。

「それだめそれだっ、めえっ...」

小さく早くそう叫びながら、お尻を突き上げるようにして果てた。


「っ、は...。やば...」

震えてしばらく浮かんだままの場所から、羚汰がゆっくりと離れる。

間髪入れず、バランスを崩しそうな稜の腕を引っ張って、今度はその身体を起き上がらせる。

まだ朦朧としていても、舌が唇に触れると、舌で迎え入れる。

「...次は?どうしたい?」「私が、する...」

そう言うと思った。

唇を寄せながらも、するするっと動いて、稜が今度は上になるようだ。

狭い洗面所、しかも、床の上に乱れたバスタオルの、その上に横たわる。

下になってわかったけど、ここの床痛くね?
バスタオルも、なんか変に重なったとこ痛くね?

「...ベッド、行こ?」

上になろうとしている稜の髪をかきあげながら、上体を起こしてそう言ってみるも、無視される。

「ね。...稜が、声ガマンしたらいいんだし」
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