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娘からヒトデナシと罵られ
第6章 おとうちゃん
Nのセックスに溺れてたわけだけど、その頃には恋愛感情も深くなってた頃だから、色々と逆らえない諸事情のあたしがいた

Nに逆らえないと言うより、あたし自信の強いセックスの欲求だとか、彼へ人として愛する気持ちに逆らえないって感じかな。性愛から純愛も兼ね備えた関係に変化したってこと

えぐい話になっちゃうけど、激しいHでじいーんとしてる状態で家に帰るわけですよ、夕飯前に一応間に合わせて

あたしは子供たちに見せる顔と同じように旦那へ、取り繕ったような満面の笑みよ。自分の顔を見てるわけじゃないから分からないけど、微妙に不自然なのかも知れないよね

夕飯の準備しながら遅くなった理由を旦那に述べる「買いたい物を探してて遅くなった」とか、旦那に口から出まかせ言うでしょ

嘘も方便じゃないけど、少しづつ慣れるから。どんな嘘をつくか技術的に慣れるって意味と、心の中の呵責・疚しい気持ちを持つことに慣れるよね、言い換えれば鬼になることに慣れる

それはあくまでも慣れであって、完全に消えることはないの、最後の最後に残ってる良心みたいなのがあるんじゃない?

旦那はどうでもいいような受け応えをしてテレビ観ながらタバコ吸ってる。ほんと興味ないような顔するから苦笑いするけど、疲れてるんだよね仕事でね

夕食が出来て子供たち帰るの遅いから、二人でテーブル向かい合わせでご飯食べるでしょ、またそこでも旦那が口数少ない人なわけよ

あたしが話題を振ってさ、会話に花を咲かせるんだけど、まんざらでもない顔して返答するから楽しんでるのかなって思う

そんな我が家の夫婦の空気感です

家にいる時は、旦那や子供たちの為にあれこれと妻の役母の役やってきたんじゃないかな、普通に主婦してきた。家ではおとうちゃんが主役になるよう気を配ってきた

二男がやんちゃだった時、旦那に相談しながら夫婦のチームワークで切り抜けて来たし、そうだ、子供抜きの夫婦だけで沖縄も行ったなあ

なんか振り返るとごくごく普通の夫婦なんだよね

ラブホ帰りのお母さんがめっちゃ優しくて気持ち悪いの話と重ね合わせて考えたら、ひょっとしてあたし、自分が浮気してるのを繕って隠す為に単に旦那に優しくしてるだけなのかな?とか考えちゃうよね

いやそんなこと無い無い

自分の顔を鏡で見るとめっちゃやらしい顔してる時あるのよ、心の中って顔に出るもんだよね。怖いわ
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