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あなたに抱かれたい
第6章 デブ、ハゲ、チビの三拍子

「あの…勘違いしないでくださいね
私まだ、あなたとマッチング成立だとは思っていませんし、こういう所に来るのは時期尚早かと…」

せっかく自分を気に入ってくれた男性を怒らせてはいけないと、加代子はやんわりと肉体交渉を拒絶した。

「えっ?あっ!ごめんなさい
二人でゆっくりと話を出来るところだとおっしゃられたので、僕には真っ先にラブホを思い描いてしまったので」

「そうなんですね…私、てっきり体を求められているのかと…」

「すいません…じゃあ、違う場所に行きますか?
あ、でも、すでにお部屋を選択してしまいましたし…」

まるで早く部屋に来いとばかりに、天井の行き先表示の矢印ランプがチカチカと点滅していた。

「お話するだけですものね…
お部屋を選択してしまったのですから…お部屋でお話しましょうか…」

人の話を真に受けるタイプの女性のようだ。
こりゃあ、ヤルだけヤってヤリ逃げするにはもってこいの女だな。

最近はセックスとはご無沙汰だっただけに、一発ヤらせてもらってバイバイするに限るなと、部屋に行く同意を得たことで早くも間宮のイチモツはウズウズし始めていた。

「そうですよ、お話するだけなんですから」

気が変わらないうちにと、間宮は加代子をエスコートするつもりで腰に手を回した。
括れもなく、どこが腰なのかわからない体型だが、彼の手のひらにはモチっとした弾力が伝わり、その柔らかさはまるで乳房に触れたような感覚で、こういう女も悪くないなと感じた。

部屋に入ると、間宮はベッドにドカッと腰を降ろした。
「まあ、ここに座ってお話をしましょう」と彼は隣のスペースにおいでと手招きしたが「私はこちらで…」と小さなソファに加代子は腰を降ろした。

「何もしませんから、そんなに僕を怖がらないでくださいよ」

彼女が近づいてくれないのならと、間宮が移動して加代子の隣に腰を降ろした。

「あ、あの…近すぎませんこと?」

元々が触れあうことが目的で設置されているソファなのだから、二人が並んで座ると、ふくよかな二人だけに体はピタッと密着してしまう。
太っている者同士だから体温が高く、ほどよい温もりがとても気持ちよかった。
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