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あなたに抱かれたい
第1章 新入社員

「彼氏じゃないのはわかってます
あなたは篠塚係長…ですよね」

「なんだ、意外としっかりしているじゃないか
酔いが少し醒めてきたかい?
それなら自分の部屋に戻ってぐっすりとお休み」

そのように諭しても、久美子はベッドから起き上がろうとしない。

「このまま、この部屋で眠りたいの…
ねえ、いいでしょ?」

「困ったなあ…」

無理やり起こして彼女の部屋に押し込むのは簡単だが、
酔いがまだ残っていて、変に機嫌を損なわせて暴れられても困るので、当初の予定どおり自分はロビーで夜を明かそうとした。

「ねえ、脱がせて」

「えっ?」

胸が苦しいの…吐きそうなのよ

それは困る。
部屋を汚されてはクリーニング代をホテルから請求されるのもバツが悪い。
せっかく見つけたリーズナブルなホテルなのだ。
これからもこの地に出張した時に利用したいので、ホテルからブラックリストに載せられても困る。

「仕方ないなあ…ほら、上着を脱がせてあげるからトイレに行きなさい」

しぶしぶ拓哉は彼女のジャケットを脱がず。
ブラウス姿の彼女からは普段レディスーツでしっかりとガードされて気づかないスタイルの良さをまともに見てしまう。

「ジャケットだけ?
ブラジャーを外してくれないと胸の窮屈から解放されないわ」

自分で脱ぎなさい!と咜りつけると、仕方なく彼女は自分でブラウスのボタンを外しにかかるが、酔って手元がおぼつかないのか、ボタンひとつろくに外せない。

「もう!仕方ないなあ」

元はと言えば自分が久美子を飲みに誘って酔わせてしまったのだから、こちらに非がないわけではない。
やれやれと、ため息をつきながらブラウスのボタンを外す。

胸元を開くと、純白のブラジャーに包まれた豊満な乳房が目に飛び込んでくる。
「ほら、うつ伏せになりなさい、ブラジャーのホックを外してあげるから」
彼女をうつ伏せにさせて、なるべく見ないように手探りでブラジャーのホックを外す。

「ほら、これで楽になったろ?
早くトイレに行っちゃいな」

拓哉は目の毒だとばかりに
なるべく彼女を見ないようにして部屋から出ていこうとする。

「私…そんなに魅力がないですか?」

部屋から出ていこうとする拓哉の背中に
上半身ヌードの久美子がを「行かないで」とすがり付く。
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