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防音室で先輩に襲われて…
第8章 イジメラレ

「ひどい…こんな事っ……もしっ……もし誰かが入ってきてたら……わたし、わたしっ……どうしたら……!」

「そうか…他の誰かに見られるのが怖かったんだね。見つかる前に俺が帰ってきてよかったね?ほら鍵、閉めといてあげるからもう大丈夫だよ」

 内鍵を閉めて、椎名は彼女に近付く。

 荷物を机に置いてから、涙で濡れた彼女の頬に両手を添えて…そっと額に口付けた。

「こんなに可愛い今の君の姿を、どこぞの輩に見せてやるわけないだろう?」

「……っ」

 チュッ...

「…………フ」

「…っ?」

「…でも不思議だね?」

「あ…//」

「さっきよりも……濡れてるみたいだ」

 椅子の肘おきに両膝を固定された乃ノ花。

 よって強制的に足を開かされ、丸見えとなった下着──。濡れてシミが広がるその場所に椎名が手で触れれば、下着の内側で震える玩具が彼女の秘部に押し付けられる。

 椅子の後ろで組んだ両手首には白いファー付きの手錠をはめられ、逃げることができないでいた。

「見つかった時のことを想像して感じていたのか」

「ち、ちが…!」

「とんだマゾだな。俺は他人に見せたくないが、君が悦ぶというなら誰かにこの姿を見てもらおうか?」

「……!いや、いや!」

「例えば写真を撮って、君の知り合いに送ってあげよう。君のスマホに登録されていたアドレスぜんぶにね。まぁ全部と言っても友人はあまりいないようだったから、……そうだな」

 振動する玩具に翻弄される彼女に、不適な笑みで迫る。


「……上坂先輩に送ってみようか?」


「……!?先輩に……?」


「クスッ……赤くなったな」


 目を見開いて驚くその顔を、じっと見つめた。



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