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Mの誘惑 -封じ込めた告白- 和田みさき著
第2章 母の再婚
実父は、私が4才の時に心筋梗塞で亡くなりました。突然の事で、それまで専業主婦だった母は、たいへん苦労したようです。
昼間は、ス-パ-で働き、夕方に戻って来ると、私達の夕食の準備や洗濯物の取り込み、掃除をして、息つく暇もなく、出掛けて行きました。
夜は居酒屋で働いており、慣れない仕事でかなりの重労働だったようです。
実父については、まだ4才だったのでほとんど記憶がありませんが、誕生日にアマガエルを主人公にした絵本を買ってもらったことを覚えています。とても無口で優しい人だったそうで、私のカエル好きは、父を恋しく思う裏返しではないかと思います。その絵本は、中学にあがる頃まであったのを覚えているのですが、いつの間にか無くなってしまいました。
私には、4つ年上の姉がおりました。豊かとは言えませんが、家族3人仲良く暮らしていて、私の人生で一番幸せだった時期かもしれません。
昼間は、ス-パ-で働き、夕方に戻って来ると、私達の夕食の準備や洗濯物の取り込み、掃除をして、息つく暇もなく、出掛けて行きました。
夜は居酒屋で働いており、慣れない仕事でかなりの重労働だったようです。
実父については、まだ4才だったのでほとんど記憶がありませんが、誕生日にアマガエルを主人公にした絵本を買ってもらったことを覚えています。とても無口で優しい人だったそうで、私のカエル好きは、父を恋しく思う裏返しではないかと思います。その絵本は、中学にあがる頃まであったのを覚えているのですが、いつの間にか無くなってしまいました。
私には、4つ年上の姉がおりました。豊かとは言えませんが、家族3人仲良く暮らしていて、私の人生で一番幸せだった時期かもしれません。

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