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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第1章 陵辱の二泊三日の始まり
 知代の頭は目まぐるしく回転する。

 いくらホテル内とはいえ、この姿で出歩くのは嫌だ。ロビーといえばホテルの入り口だ。多くの人がいるだろう。時間は午後の七時を過ぎたあたり。チェックインの宿泊客が多い時間だろう。そんなところ部屋着ではとても行きたくない。

 では、明日の仕事で指定の服、ブラウスと黒のチノパンを着れば?

 いや、駄目だ。下着がまだ乾いていない。下はなんとか誤魔化せるかもしれないが、上は絶対に隠せない。白いブラウスから乳首が透けて見えてしまうだろう。

 もし透けなかったとしても下着なしで人の多いところに行く勇気は知代にはない。性の経験が全くないわけではないが、まだ初心な少女は性に対して少女らしい潔癖さを持っている。

 
 知代が性的なことに過剰に反応してしまうのには理由がある。

 経験人数は二人。

 一人は高校生の時に出来たか初めての彼氏。初体験は彼とだったが、知代は恥ずかしさと潔癖さで性行為があまり好きになれなかった。そのせいもあってか初めての彼氏とは長続きしなかった。

 二人目はイベントの仕事で知り合った男。まだ大学生だと言っていた。年齢は近いがイベント歴の長い先輩だ。
 その男に宿泊先のホテルで夜這いをされ犯された。

 その男との行為を入れてもセックスの回数ば片手で数えられてしまうくらい。

 しかし知代には誰にもいえない秘密の経験があった。

 知代の両親は離婚しており、知代が十歳の時に母親は再婚した。少し年上の男の連れ子がいた。

 その義理の兄にフェラチオを強要されていた。多い時はほとんど毎日のように。
 義兄が進学のために家を出るまで、何度も何度も咥えさせられ舐めさせられた。

 それはとても辛く苦しかった。

 そのせいか知代はフェラチオが出来ない。口に近づけられただけで顔を背けずにはいられない。男性器は醜いもの気持ちが悪いもの。すっかりそう刷り込まれてしまった。

 彼氏にもフェラチオをせがまれたが、ついに一度も出来なかった。もしかしたら振られてしまった理由の一つはそれかもしれない。

 恋人同士の甘いセックスに憧れはするものの、性行為自体をやや汚いもののようにも思う。快感に溺れるためのセックスなんて考えたくもないし、知代自身がまだ深い快感を知らない。

 十八歳の知代は、性的にはまだ未熟だった。
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