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第4章 徹底的に犯される夜

「嫌だ…やっ」

　慌てて顔を背ける知代を加虐心たっぷりに権田が見下ろす。

　どういうわけかこの少女はフェラチオを頑なに拒む。
　少女らしい清潔さが男のものを口に含むという行為を嫌悪させているのだろうと想像する。

　権田は知代の気持ちの動きを敏感に感じ取った。

　ショーツを脱がされ挿入されれば、この陵辱の時間はもう直ぐ終わるとでも思ったのだろう。だから素直に脱がせたのだろう。

　しかし権田はそう簡単に終わりにするつもりはなかった。

　強制的に連続絶頂させられた小さな割れ目はひくひくと蠢き、肉棒を待ち焦がれているようにも見える。
　知代がどう思っているのかとは関係なく、体はもっと大きな快感を欲しがっている。

　知代が嫌がるクリトリスを徹底的に責める。それはほぼ達せられた。

　強すぎる快感になく知代の姿はいい見ものだった。

　腰をくねらせ顔を真っ赤にし、涙を溢れさせながら悶える少女の姿というものはそうそう見られるものではないだろう。もしかしたら一生でたった一度、今夜だけの経験かもしれない。

　それくらいに知代の乱れる姿は経験豊富な権田にとっても刺激的だった。

　唇に近付いてくる肉棒から逃げようと弱々しくもがく知代の足元に隙が生まれる。
　顔の付近から足元にまで同時に気を配るほどの余裕は知代にはもうない。

　目敏くその隙を見つけた権田が再び電マを股間に押し付けてくる。

「あうっ！」

　ぐぐっと知代の首がのけ反り背中が浮く。

「もう許して…う、はうっ！　お、願い、だからぁ…！」

　裏切られた。そんな顔で知代が泣く。挿入されるとばかりに思っていた知代は再び襲ってきた電マの刺激は全く予想していなかった。

　自分がイったから。イくと言ったから。

　それで終わらせてもらえたと思ってしまった。
　しかし徹底的に知代を犯したい権田の欲望はそんな程度では満足するはずもない。
　経験の少ない知代は完全に読みを誤った。

　終わると思って「イく」なんて恥ずかしい言葉を言ったのに…

　しかしどんなに泣いても懇願しても権田の責めは終わらない。

　知代の顔を見下ろす位置にいながら巧みに電マの位置を調整し、振動がいちばんクリトリスに響く位置に寸分違わず当ててくる。