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第4章 徹底的に犯される夜

　一方の権田も知代に絶え間ないピストンを送りながらも早くも射精の気配を覚えていた。電マに喘ぐ少女の姿に相当たかぶっていたらしい。肉体的には何の刺激も受けていないが精神的にはかなり射精に向けて追い詰められていたらしい。

「どうだ、気持ちいいか？」
「あんっ、はぁ…！　気持ち…いい…あうっ！」

　ほとんど喘ぎ声で知代が言う。権田はにやりと笑う。

　清楚な少女は完全に堕ちた。自分が堕としてやったというか達成感と征服感。権田は大きな満足を覚えながらも腰は休ませず知代を責め続ける。

　自ら「気持ちいい」と口走るほど感じ狂っている今ならもしかして。

　フェラチオもさせられるのではないだろうか。

　ふと権田の頭をそんな考えがよぎる。

　強過ぎる責めに泣く顔も羞恥や屈辱に耐える顔も、快感に完全に支配された顔も見た。

　しかし肉棒を咥える顔をまだ見ていない。

　そう思うとそれが見たくてたまらなくなった。醜悪な肉棒を薄い唇の中に押し込み、強引に口の中を犯したい。快感に我を無くした知代には自らしゃぶりつかせたい。

　そんな欲望が強くなる。

　今ならいけるのではないか。唇を重ねると知代の舌がすぐに応じてくるし指を咥えさせるとねっとりと舌が絡んでくる。喘ぎつつも舌はしっかりと権田を捉え続けている。

　しかし権田にももうそれほどの余裕はない。すでに股間が甘く痺れ始めている。

　そして、知代もまた。

「んっ、あ…！　イ…く…！　イくイく…！」

　膣の中がぐねぐねと蠢き自分の絶頂に権田を道連れようとしてくる。肉棒の根本から搾り取られるように絡み付かれ射精への予感が急激に高まる。