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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第1章 陵辱の二泊三日の始まり
 権田康之。四十九歳。実に知代とは三十歳以上の差がある。イベント歴は長く学生時代のアルバイトから始まっていつの間にかフリーランスのディレクターになっていた。

 実は今までイベントで知り合った女性スタッフと関係を持ったことがある。しかしそのすべての女性は二十歳を超えていた。十代のまだ青臭い少女に興味はなかった。

 知代は少し迷った後、権田に椅子をすすめ自分はベッドの縁に腰掛けた。この後自分が寝るベッドに男の匂いをつけたくはなかったのだろう。

 お互いに腰を落ち着け、権田が仕事のマニュアルを知代に手渡す。それを読みながら段取りを説明していく。

 最初は部屋着の裾を気にしながらも横座りでマニュアルに目を通していた知代だったが、メモを取るたびに姿勢が崩れていく。柔らかいベッドの上では書きにくいのだろう。

 その姿を見るだけで真面目な少女なのだということがよくわかる。時折質問を挟みながら自分の役割を理解しようとしている。
 知代が質問をし権田が答える。その答えを知代がマニュアルに書き込んでいく。今度は少し長い文章を書いているらしい。背中を曲げた窮屈そうな姿勢で一生懸命にペンを走らせている。

 ようやく書き終わったのか知代が顔をあげ伸びをするように背中を後ろに反らした。生地の厚い部屋着は乳首を浮かび上がらせるようなことはなかったが、小さな胸の膨らみの形が権田の目にしっかりと見えてしまっていた。
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