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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第5章 外で裸にされ…
権田は業務をこなしながらも耳に神経を集中させる。トランシーバーは知代が装着している。マイクは知代の胸元だ。だから知代の声は比較的クリアに聞こえてくる。坂巻の声は少し遠い。それで二人の間にどのくらいの距離があるのか、何となく察することが出来る。
『じゃあこれを運んで下さい』
『はい』
坂巻の指示を受け、知代は素直に頷いている。
知代達が来ているショッピングモールの裏側、従業員入り口の横。坂巻は最初はそこに会社から運転してきたハイエースを駐めるつもりでいた。しかし長時間の駐車は搬入の邪魔になってしまう。大型のショッピングモールでは搬入口の使用頻度は高い。
仕方なく坂巻は道路を挟んだ向かい側の駐車場に車を駐めていた。ショッピングモールの客用の駐車場はモールの屋上で行き来が面倒だったし、街の大通りはモールの正面側。そちらには他にも店が並び交通量も多い。駐車場も混み合っていた。
逆にモールの裏側のこの駐車場は空いていた。広い駐車場の中に従業員のものと思われる車が数台散らばって駐待っている程度。遠くに山の連なりが見え人通りも少ない。長い時間駐めていても迷惑にはならないだろう。
権田はトランシーバーのイヤホンに耳を澄ます。どうやら台車で荷物を運んでいるらしい。タイヤが転がる音と知代の「台車が通ります」という声が時折聞こえてくる。
今回の現場では必要量以上の粗品が用意されていた。まだこの案件自体が始まったばかりでこの場所での開催もはじめてだった。なのでどのくらいの出数になるか分からなかったことと、余った分は次回以降に持ち越せばいいという判断で多めに持ち込んでいた。それらの品のバーコードをシールで隠すという作業を昨日知代がやっていた。シールを貼った分はそのまま次回に持ち越せる。
粗品の数々はここまでは運送業者に配送を頼んでいたが、すぐに次の会場での開催があるため帰りは坂巻が運転するハイエースに搭載する。
そのために今知代と坂巻が二人がかりで荷物の運び出しをしている。
トランシーバーからは坂巻の指示を出す声とそれに応じる知代の声。あとは粗品の入った段ボールを運ぶ音に台車の音。聞こえるのはそれだけ。何か世間話のようなものもなかった。
『じゃあこれを運んで下さい』
『はい』
坂巻の指示を受け、知代は素直に頷いている。
知代達が来ているショッピングモールの裏側、従業員入り口の横。坂巻は最初はそこに会社から運転してきたハイエースを駐めるつもりでいた。しかし長時間の駐車は搬入の邪魔になってしまう。大型のショッピングモールでは搬入口の使用頻度は高い。
仕方なく坂巻は道路を挟んだ向かい側の駐車場に車を駐めていた。ショッピングモールの客用の駐車場はモールの屋上で行き来が面倒だったし、街の大通りはモールの正面側。そちらには他にも店が並び交通量も多い。駐車場も混み合っていた。
逆にモールの裏側のこの駐車場は空いていた。広い駐車場の中に従業員のものと思われる車が数台散らばって駐待っている程度。遠くに山の連なりが見え人通りも少ない。長い時間駐めていても迷惑にはならないだろう。
権田はトランシーバーのイヤホンに耳を澄ます。どうやら台車で荷物を運んでいるらしい。タイヤが転がる音と知代の「台車が通ります」という声が時折聞こえてくる。
今回の現場では必要量以上の粗品が用意されていた。まだこの案件自体が始まったばかりでこの場所での開催もはじめてだった。なのでどのくらいの出数になるか分からなかったことと、余った分は次回以降に持ち越せばいいという判断で多めに持ち込んでいた。それらの品のバーコードをシールで隠すという作業を昨日知代がやっていた。シールを貼った分はそのまま次回に持ち越せる。
粗品の数々はここまでは運送業者に配送を頼んでいたが、すぐに次の会場での開催があるため帰りは坂巻が運転するハイエースに搭載する。
そのために今知代と坂巻が二人がかりで荷物の運び出しをしている。
トランシーバーからは坂巻の指示を出す声とそれに応じる知代の声。あとは粗品の入った段ボールを運ぶ音に台車の音。聞こえるのはそれだけ。何か世間話のようなものもなかった。

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