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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第5章 外で裸にされ…
 衣擦れの音が権田のトランシーバーに響く。マイクのスイッチが入ったままロックされていることに知代は気付いていないようだ。

 よく働いてくれるスタッフです、と会社からは聞かされているがまだイベントの経験は少ない。トランシーバーを使ったこともあまりないのだろう。ある程度慣れているスタッフならすぐに気付くはずだ。

『あ、あの…』

 衣擦れの音が知代の動揺をよく表していた。おそえらく胸の前で指を組み合わせでもしたのだろう。断続的に雑音が聞こえてくる。

『違うんです、昨日は…』
『はい?』
『あの…』
『昨日も言いましたけどホテルは経費で取っていますので、ああいうことをされると困ってしまいます。しかもあんなに大きな声を出して、もし他の客からホテルにクレームがきたらどうしますか? 内容が内容ですし浅山さんも困るでしょう?』
『はい、すいません…あの、会社には…』

 知代はじわじわと追い詰められていく。その表情まで想像出来るようだ。形のいい眉を八の字に歪め、もしかしたらもう目には涙が浮かんでいるかもしれない。
 年頃の、しかも経験の少ない清楚な少女が自分の痴態を追及されているとなれば、その気持ちも想像に難しくない。

『黙っておきますよ。そのかわり…』

 どうやら坂巻が運転席、知代が助手席にいるらしい。その距離のせいか坂巻の声はクリアには聞こえてこない。しかしそれでも声に欲望の色が混じるのは隠せなかった。

『そのかわり…今日もいいですか?」

 気の弱い坂巻のことだ。ありったけの勇気を性欲に後押しさせているのだろう。権田のように強引に押し倒す気合いは持ち合わせていないらしい。あくまで知代が合意した、という形を取ろうとしている。

『む、胸だけで…』
『今日は、胸だけではなく…』

 かさかさと細かい音が繰り返し聞こえてくるのは知代が身震いでもしているせいだろうか。短い呼吸の音が小さく聞こえてくる。

『全部見せて下さい』

 ひっと引き攣ったような声。知代が小さく悲鳴をあげた。

 坂巻は知代を犯すつもりだな。権田は内心舌なめずりをしながら耳を澄ます。
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