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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第5章 外で裸にされ…
 少しでも早くこの時間を終わらせたい。出来ればあまり恥ずかしいこともされずに。そのためには坂巻の機嫌を損ねるのはまずい。

 知代が体を見せろと言われて戸惑いつつも素直にうなづいたのには、そういう心の動きがあった。

 もし知代がもう少し坂巻のことを知っていたなら、彼がこの件を口外する度胸も甲斐性も持ち合わせていないことに気が付けただろう。
 しかし今の知代は自分を守るので精一杯。素直にいうことを聞くしかないと思い込まされている。そこまで深く坂巻を知る時間も機会もなかったし、短い間に精神の限界を遥かに超えるほど犯され続けたことで思考が麻痺してしまっているせいかもしれなかった。

 安物のブラジャーは生地が薄い。まだブラウスとブラの2枚の布を通しているとはいえ、坂巻の指が張りがありつつも柔らかい乳房にめり込んでいくのを知代はしっかりと感じ取ってしまった。

 これも急激に開拓された体が刺激に対して敏感になりすぎてしまっているせいかもしれない。胸を揉み乳首を擦る指の強弱までしっかりと感じ取れてしまう。

 当然その指は性感を生み出す。

「う、ん…ん…」

 いくら車内とはいえほとんど外と変わりのない状況に、漏れ出る声を唇を噛んで耐えるも、世の予感に体が震えるのを抑えることは出来なかった。

 何故。なぜこんなにも体は侵されることに抵抗もなく開いてしまうのか。直接肌に触れられないのがもどかしくすら感じてしまうのは何故なのか。知代の体は知代本人を大いに戸惑わせる。

 もどかしいんじゃない。こんなことに時間をかけたくないだけ。早く脱がされて終わりにしたいだけ。

 知代は体が覚える不満を理性で無理やり押さえ込む。決して触られたがっているわけじゃない。私はそんな子じゃない。

 それでも体は正直だ。下腹部の辺りがじんわり熱くなってくる。熱を帯びたのは男を迎え入れるための場所。短い期間に何度も何度も犯されて、理性と体の感覚が解離してしまっている。

 体は快感を求め理性はそれを拒もうとする。その間で板挟みにされた知代の思考は、それでもまだ清純な少女のもの。性行為に恥ずかしさと抵抗を持っている。
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