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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第5章 外で裸にされ…
「あうっ!」

 狭い車内のスペースで知代が喘ぐ。乳首を強く吸われて抑えきれない声が車内の澱んだ空気を揺らす。

 胸を集中的に責められ知代はそこに全ての精神力を注ぎ込んで防波堤を築く。そうやって耐えた結果、昨日の昼間は絶頂を抑え込むことに成功していた。今回も同じように、いや車内とはいえ場所が屋外な分、さらに強固な守りの壁を築いたつもりでいた。

 なのにもう突破されてしまいそうだ。体に伝わる快感は予想よりもずっと大きく強い。頭を振って追い出そうにも体がそれを受け入れ、あまつさえ欲してしまっている。一昨日の夜から今朝にかけて大いに開拓された体は知代の理性の制御をあっさりと振り切った。

 下半身がじゅんじゅんと熱くなってきた。お腹の中が蠢いている。
 その感覚は体が催促しているよう。早くここに硬くて太いものをねじ込んでくれ、と。

 少しでも快感を減らしたくて執拗に胸にしゃぶりつく坂巻の頭を押し除けたい。しかし快感に震える腕には力が入らず、悪戯に坂巻の紙に指を絡めただけで終わってしまった。

 物理的な抵抗は難しい。そうと悟っても快感に理性で争うのはもっと難しそうだった。思い通りにならない自分の体が情けなくて涙が溢れる。

 こんなことされたくもないし、したくもない。
 なのに、何でこんな…

 体でも精神でも抗えないのなら、あとは言葉を駆使するしかない。少しでも被害を小さくし僅かでも時間を短くする。

「はぁ、ううん…っ、はっ…あうっ!」

 喘がされながらも何とか理性を掻き集めて必死に考える。
 このままなし崩し的に犯されてしまうのだけは避けたかった。何があっても対応出来るようにしておきたい。犯されるのは仕方がないとしても出来ることなら主導権を握りたい。

 そのために理性の全てを快感に飲み込まさせるわけにはいかない。
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