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第5章 外で裸にされ…

　喘ぎながらも必死に耐える姿は坂巻の興奮と知代への性的な興味をどんどんと高めていく。

　いまだ恥じらう素振りを見せ必死に声を押し殺し快感を押し出そうと足掻くこの清楚な少女が、それでもじわじわと快感に侵食されていく様子は今後どれだけ性体験を重ねようとも二度も見られないものだろう。
　望まぬレイプで無理矢理こじ開けられた体に強烈な快感を刻みつけられた少女など、この先出会うことすらないだろう。

　坂巻は知代がこうなった経緯を全く知らず相手が権田だということにも気付いていないが、本人の許容量以上に責め立てられたのだろうということだけは、何となく分かった。

　おそらく数日前までは経験値はほとんどゼロに近かったのだろう。もしかしたら本当に処女だったのではないだろうか。

　坂巻がそう思うほど知代の体も仕草も清潔感に溢れていた。

　ただしそれは外見のみ。内側に潜む淫乱な姿を引き摺り出してみたい。その衝動は抑えようと思って抑えられる類のものではなかった。

　肌理が細かく色白ですべすべとした胸。大きさこそ平均を下回るが、とても敏感で男を悦ばせる。
　しかしそれだけでは坂巻は満足しない。確かに知代の胸は素晴らしいが、それは昨日も味わった。

　もっと違うところ。昨日見れず触れなかったところ。

　そこを見て味わってみたい。

　チノパンに隠された知代の股間。坂巻は欲望に逆らわずそこに手を伸ばす。チノパンのホックに指をかけ引き摺り下ろす。

「や…こんなところで…」

　そう言って伸びてきた知代の腕には、しかし意思の力は感じられない。抵抗の無意味さを知ってしまっている少女が、それでも羞恥に思わず漏らした言葉。

　もちろんそんなもので坂巻は止まらない。邪魔になるスニーカーを脱がせチノパンを強引に足から引き抜いた。