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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第5章 外で裸にされ…
 ハイエースの後部スペースの、さらに荷物の隙間。狭い空間の中はすでに少女の喘ぎで満ちている。

 知代は自ら脱がせてくれと懇願した。しかしそれは性欲に負けたからでは決してない。

 全ては自分を守るため。少しでも早くこの時間を終わらせるため。

 この数日間、何度も何度も知代が心に唱えていた言葉。

 最初は本当にそう思っていた。犯され穢される屈辱や嫌悪から少しでも早く解放されたい。純粋にそう思っていた。

 しかし今は違う。その思いもあるが、決してそれだけではない。

 快感に負けてしまいそうなのだ。快感に溺れて自分を見失ってしまいそうになる。
 それを知代は自覚している。しているからこそ「早く終わらせる」ということがさらに重要になる。

 理性がいくら拒否しても体がそれを欲してしまう。そのギャップが知代を戸惑わせる。何故自分はこうなってしまうのか、と。

 理性で御し切れない快感に流されないため。そのために「早く終わらせたい」と、そう思う。

 その変化に知代は気付いていないが、体は確実に変わっていた。
 下腹部が熱い。体に触れられると腹の中がぐねぐねと蠢くのが自分でも分かる。ショーツ越しに滲み出る潤いが恥ずかしい染みを作ってしまうことも感じ取れてしまう。

 決してこんなこと、望んでないのに…

 だから早く終わらせたい。少しでも理性が残っているうちに。自分の体の全ての制御が効かなくなってしまう前に。

 しかし坂巻も性欲を大いに高めている。昨日知代の体を味わえ尽くせなかった分、今日は徹底的に犯し尽くすつもりでいた。
 その興奮は知代にも伝わってくる。それが焦りを生む。何をされるか分からない。だから「脱がせて下さい」と自ら訴えた。
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