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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第5章 外で裸にされ…
「権田さんにウェットティッシュを取ってくるように頼まれました」
知代のすぐ横、窓の外から聞こえてくるのはコンパニオンの声。今回派遣されて来た数人のコンパニオンの中で知代ともたくさんおしゃべりをしてくれた。美人でスタイルもよく、しかも性格もいい。少し茶色がかった艶やかな長い髪やつんと尖った大きくて形のよさそうな胸を横目で見ながら「あんなふうな女性になってみたいな」と知代は密かに憧れの目で見ていた。
その女性がほとんど全裸の自分のすぐそばに来ている。
快感に押し流されていた羞恥心が急に大きく膨らみ、そんな行為に堕とされそうになった自分に嫌悪が湧いてくる。
「分かりました。今持って来ますね。一箱でいいですか?」
今まさに犯そうとしている少女が全裸で転がっている車内の空気を気取らせまいとしてか早口で坂巻が受け答える。
「はい、いいと思いますよ。後ろから取っていいですか?」
ひっ、と知代は小さく悲鳴を漏らしさらに体を小さく縮こませる。とはいえ狭い車内でのこと隠れるところも逃げる場所もありはしない。
体を腕に巻きつけ膝を折りたたみどうにか体を隠そうとしているものの、それにどれほどの意味があるか。脱がされた服に手を伸ばしたいが、その動きで車が揺れるかもしれない。揺れたらきっと窓から覗き込まれる。それが怖くて身動きが取れないでいた。
「あ、いやいや、僕が取りますよ。そこで待ってて下さい」
坂巻が慌てて言って後部スペースに駆け込んできた。
知代のすぐ横、窓の外から聞こえてくるのはコンパニオンの声。今回派遣されて来た数人のコンパニオンの中で知代ともたくさんおしゃべりをしてくれた。美人でスタイルもよく、しかも性格もいい。少し茶色がかった艶やかな長い髪やつんと尖った大きくて形のよさそうな胸を横目で見ながら「あんなふうな女性になってみたいな」と知代は密かに憧れの目で見ていた。
その女性がほとんど全裸の自分のすぐそばに来ている。
快感に押し流されていた羞恥心が急に大きく膨らみ、そんな行為に堕とされそうになった自分に嫌悪が湧いてくる。
「分かりました。今持って来ますね。一箱でいいですか?」
今まさに犯そうとしている少女が全裸で転がっている車内の空気を気取らせまいとしてか早口で坂巻が受け答える。
「はい、いいと思いますよ。後ろから取っていいですか?」
ひっ、と知代は小さく悲鳴を漏らしさらに体を小さく縮こませる。とはいえ狭い車内でのこと隠れるところも逃げる場所もありはしない。
体を腕に巻きつけ膝を折りたたみどうにか体を隠そうとしているものの、それにどれほどの意味があるか。脱がされた服に手を伸ばしたいが、その動きで車が揺れるかもしれない。揺れたらきっと窓から覗き込まれる。それが怖くて身動きが取れないでいた。
「あ、いやいや、僕が取りますよ。そこで待ってて下さい」
坂巻が慌てて言って後部スペースに駆け込んできた。

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