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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第6章 最後の凌辱
 舐めろと言われても、それだけはしたくない。どうしてもそれだけは嫌だ。

 しかし権田の目は本気だ。この数日犯され続けて男は射精をしなければ終わらないのだということも、知代はよく知ってしまった。

「早くしろ」

 頭を上から押され、肉棒との距離がぐっと近付く。

「写真を消してやっただろう。なのにいうことが聞けないのか?」
「あ、あの…手…手でするのじゃダメですか…?」
「だめだ」

 勇気を持って口にした言葉はたった一言で跳ね返されてしまった。

 こんなものを口に入れなければならないなんて…

 絶望で目に涙が浮かぶ。どうしても踏ん切りがつかない。しなければ終わらないと分かっていても、それでもしたくないという気持ちの方がずっと強い。

「知代」

 小さく名前を呼ばれて知代の細い方がびくんと震えた。走行音が掻き消してくれているとはいえバスの車内でするのには相応しくない会話だ。自然と二人の声も小さくなる。

「さっきは坂巻さんとお楽しみみたいだったな」

 今度はびくっと大きく知代の肩が揺れた。
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