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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第6章 最後の凌辱
「な、何でそれを…」
「ずっと聞いてたからな」
「聞いて…?」
「知代、トランシーバーのマイク、ずっと入りっぱなしだったぞ。俺しかつけていなくてよかったな」
少女の大きな目に溜まった涙が零れ落ちる。自分の迂闊さを悔いているのだろうか。権田はわざとマイクのスイッチを入れたまま固定して知代に渡していた。
もちろん知代はそれを知らない。荷物を運ぶ時にマイク部分に触れてスイッチが固定されてしまったのだろうか。そんなふうに思うしかない。
「随分可愛い声で泣いてたじゃないか。気持ちよかったのか?」
くっと目を伏せ知代は押し黙る。
権田はわざと自分と坂巻が二人きりになるように仕向けたのだろうか。そうに違いない。ということは昨日の昼のことも知っているのかもしれない。
それに、そうだ。トランシーバー越しに聞いていたのなら、コンパニオンが嫌なタイミングで来たのも権田の指示に違いないだろう。
全て仕組まれていた…?
どこまで行っても権田からは逃げられない。権田には絶対に逆らえない。
知代は改めて強く強くそう思った。
「ずっと聞いてたからな」
「聞いて…?」
「知代、トランシーバーのマイク、ずっと入りっぱなしだったぞ。俺しかつけていなくてよかったな」
少女の大きな目に溜まった涙が零れ落ちる。自分の迂闊さを悔いているのだろうか。権田はわざとマイクのスイッチを入れたまま固定して知代に渡していた。
もちろん知代はそれを知らない。荷物を運ぶ時にマイク部分に触れてスイッチが固定されてしまったのだろうか。そんなふうに思うしかない。
「随分可愛い声で泣いてたじゃないか。気持ちよかったのか?」
くっと目を伏せ知代は押し黙る。
権田はわざと自分と坂巻が二人きりになるように仕向けたのだろうか。そうに違いない。ということは昨日の昼のことも知っているのかもしれない。
それに、そうだ。トランシーバー越しに聞いていたのなら、コンパニオンが嫌なタイミングで来たのも権田の指示に違いないだろう。
全て仕組まれていた…?
どこまで行っても権田からは逃げられない。権田には絶対に逆らえない。
知代は改めて強く強くそう思った。

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