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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第2章 二人目の陵辱者
 鞄からペットボトルのお茶を取り出してテーブルの上に置く。

「さて、やりますか…」

 大量の粗品に対してシールを貼っていくのは知代一人。単純作業でしかも一人ぼっち。あまり楽しい仕事ではなさそうだったが、根が真面目な知代はわざと声に出して言い頭を仕事モードに切り替えていく。

 まず手をつけたにはサランラップ。段ボールから一度全て出してテーブルに並べ、シールを貼ってバーコードを隠してまた箱に戻す。表ではアンケートを開始した頃だろうか。当面必要な数は昨日のうちに権田と坂巻で用意してあるらしいが、だからと言ってあんまりのんびり作業をしてもいられないだろう。今朝聞かされた目標数はかなり多かったし、だらだらと作業をしていたらその分時間が経つのが遅く感じる。なら集中力があるうちに数をこなすほうがいい。そう思って知代は地味な単純作業に向き合う。

 しばらく作業を続けた頃、ノックもなくドアが開き権田が入ってきた。

 知代の体が硬くなる。犯されたのはつい昨夜。いや今朝もバスルームで犯されている。ほんの数時間前の話だ。そんな男と二人きりの状況はどうしても身構えてしまう。

「ああ、ノックをしていなかった。悪かったな」

 そんな知代に気付いてか気付かずか権田はシール貼りの作業が終わったダンボールを確認し「仕事が早いじゃないか」と感心したように言った。

「…どうも」
「次はウェットティッシュを多めに作ってくれ。ある程度できたら洗剤も頼む」
「分かりました」

 実は知代は山のように積まれた粗品の取れから手を付けたらいいのか迷っていた。権田に聞こうと思ったがコンパニオンへのレクチャーで忙しそうにしていて声をかけづらかった。何より昨夜の出来事が声をかけることを躊躇わせた。それでとりあえず一番手前にあったラップから始めてみたのだが、次はどれをやったらいいのかの判断が付かなかった。

 そこに権田が的確な指示をくれた。どうやら今表ではウェットティッシュが多く出ているらしい。簡単にだがアンケートの状況も説明してくれた権田に対し、知代がつい生真面目な返事をしてしまったのは、仕事n対して真面目だからだ。まだ少女の域を出ない年齢の知代は仕事を上手くさぼる方法を身に付けていなかった。
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