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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第2章 二人目の陵辱者
「すぐに戻ってくるから次に持っていくものを用意しておいてほしい」
「あ、はい」
「坂巻さんを飯に行かせるから。その間俺は動けなくなるから、その前に多めに補充したい」
「分かりました」

 坂巻はクライアントだ。休憩時間にも配慮が必要だろう。

 権田は慌ただしく三回ほど往復して知代にも食事をするようにと言い残して会場に戻っていった。イベントディレクターというのは案件によってはひたすらに忙しい。権田は今回きつい現場を引いてしまったようだ。

 権田が出ていって、知代も休憩を取ることにした。

 昼食にしようと思ったがその前にすることがある。下着を買いに行かなければならない。昨日の下着をバスルームで洗って今日も身に着けている。明日も着て三日連続など絶対に嫌だし、そもそもが昨日だってちゃんと洗濯が出来たわけでもない。

 従業員入り口で貰った臨時入店証を首から下げて知代は作業部屋を出た。新しい下着を買う、というのはいつもちょっとわくわくする。
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