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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第2章 二人目の陵辱者
悪い予感に支配され緊張しながら次の言葉を待ったがなかなか出てこない。権田のように強引に自分のペースに持ち込むような言動は得意ではないらしい。
「は、はい…?」
まさか見られていたのか。いや、そんなはずはない。陵辱されたのはホテルの室内だ。見られているはずがない。
しかし。
知代の頭に引っかかるのは今朝ホテルの部屋を出た時のこと。偶然坂巻と行き合った。権田に犯された直後ということもあり男というだけで無意識に距離を空けてしまった。なのでよく覚えていないが、あの時の坂巻のリアクションが気になる。
「昨日の夜は、その……随分とお盛んというか、ね…」
「…何の話ですか?」
「声がね、聞こえてきたんですよ。夜遅くまでと、明け方にも」
昨夜の記憶は途中から定かではない。身体中を蹂躙されて体力も気力も尽きた知代は、ただされるがままに犯され喘いでいた。
明け方はバスルームでだ。乱入してきた権田はバスルームのドアを閉めなかった。狭いユニットバスは知代の声を大きく反響させた。
ホテルはビジネスホテルだ。決して高級とはいえない。壁も薄くはないが防音性に優れている訳でもない。それでも通常の生活音や話し声はあまり漏れ聞こえるようなこともない。実際知代は隣の部屋にいた坂巻の気配を何も感じることはなかった。
つまり、そんなに大きな声を出していた、ということになる。
知代は自分を守るに必死でそこまで全く気が回らなかった自分を悔やむ。
「どんな人が泊まっているのかと思ったら、こんな感じの子だったとは…」
昨夜聞こえてきた悩ましい喘ぎ声と目の前の少女が一致しない。まだ幼さが残り体に纏う雰囲気はは清楚そのもの。知代の周囲の空気まで洗浄されているのではないかと思うほど清潔感に溢れる少女だった。
「は、はい…?」
まさか見られていたのか。いや、そんなはずはない。陵辱されたのはホテルの室内だ。見られているはずがない。
しかし。
知代の頭に引っかかるのは今朝ホテルの部屋を出た時のこと。偶然坂巻と行き合った。権田に犯された直後ということもあり男というだけで無意識に距離を空けてしまった。なのでよく覚えていないが、あの時の坂巻のリアクションが気になる。
「昨日の夜は、その……随分とお盛んというか、ね…」
「…何の話ですか?」
「声がね、聞こえてきたんですよ。夜遅くまでと、明け方にも」
昨夜の記憶は途中から定かではない。身体中を蹂躙されて体力も気力も尽きた知代は、ただされるがままに犯され喘いでいた。
明け方はバスルームでだ。乱入してきた権田はバスルームのドアを閉めなかった。狭いユニットバスは知代の声を大きく反響させた。
ホテルはビジネスホテルだ。決して高級とはいえない。壁も薄くはないが防音性に優れている訳でもない。それでも通常の生活音や話し声はあまり漏れ聞こえるようなこともない。実際知代は隣の部屋にいた坂巻の気配を何も感じることはなかった。
つまり、そんなに大きな声を出していた、ということになる。
知代は自分を守るに必死でそこまで全く気が回らなかった自分を悔やむ。
「どんな人が泊まっているのかと思ったら、こんな感じの子だったとは…」
昨夜聞こえてきた悩ましい喘ぎ声と目の前の少女が一致しない。まだ幼さが残り体に纏う雰囲気はは清楚そのもの。知代の周囲の空気まで洗浄されているのではないかと思うほど清潔感に溢れる少女だった。

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