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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第2章 二人目の陵辱者
「そういうことをさせるためにホテルに部屋を取っているのではないのですよ」
「はい…すいません」

 したくてしたわけじゃない。そう反論したいが、やはりそれも口には出せない。無理矢理犯されても感じてしまうような、そんな女だとは思われたくないし、権田の名前を出してことが大きくなれば彼からの報復も怖かった。

 処女ではないとはいえまだ少女の知代は性行為に対して少し潔癖すぎる考えを持っている。セックスは恥ずかしいもの。恋人としかしてはいけないもの。そして絶対に人に知られてはいけないもの。そんな考えが知代の態度を弱くしてしまう。

「会社に報告をさせてもらわなければいけません」
「ま、待ってください」

 それはだめだ。絶対にだめだ。

 イベントの仕事をはじめてまだ日が浅いが知代はこの仕事が好きだった。もし坂巻から報告があがればクビにされてしまうかもしれない。

 いや、それはいい。イベントの派遣会社はたくさんある。その気になれば他の会社を探して登録しなおせばいいだけだ。

 しかし会社の人間は知代もことをどう思うだろうか。ふしだらな少女だと思うだろう。出張中のたった数日の間、性欲を抑えられず彼氏でもない男を部屋に連れ込むような女だと思うだろう。

 そえが耐えられない。まだ性経験の少ない知代にとって自分の性行為を知られるのは裸を見られるのと同じくらいの恥辱だ。

 それに。

 知代は気付いている。坂巻がこれを口実に体を要求していることを。
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