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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第2章 二人目の陵辱者
 ついに言われてしまった。

 下を脱がないと言った以上、絶対にフェラチオを要求される。だからその前で手で射精させたかった。

 口でしろ、と言われて知代は小さく首を横に振る。

「それは…嫌、です」
「出来ないんですか?」

 驚きと少しの苛立ちが混じった声が頭上から降ってくる。坂巻は知代をセックス大好きな淫乱な少女だと思い込んでいる。フェラチオくらいなんということはないだろうと、そう思っている。

 実際は逆だ。知代は性行為をまだ恥ずかしいものだと思っている。快感を求める行為と割り切ることなどはまだとても出来ない。男性器を直視するのだって抵抗がある。見れたとしてもその先は手で触るのが限界だ。これを口に含むなど気持ちが悪くて絶対に無理だ。

 もしフェラチオか挿入か、どちらかを選べと言われたらどちらも嫌だという感情を押し殺しつつ恐らく知代は挿入を選ぶ。

 好きでもない男に犯されるのは嫌だが、挿れられてしまえば耐えていれば終わる。自分は何もしなくてもいい。

 しかしフェラチオとなると自分で相手を愛撫しなければならない。手で触るのがやっとの知代にそれは難しい話だ。あんなものを咥えて舌で舐め回すなど、考えただけでも胸が悪くなる。

 しかもここは周囲に人の気配を濃厚に感じる。薄い壁を一枚隔てた向こうは従業員の休憩室。窓とカーテンの向こうは喫煙所。直接他人の目に触れてはいないとはいえ、ここでの挿入は危険過ぎる。チノパンとショーツを脱がされてしまえばあとはブラウスしか体に残らない。こんなところで裸同然の格好になれるわけがない。

 したがって知代には選択肢はない。精一杯指と手で坂巻を愛撫する以外には。
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