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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第1章 陵辱の二泊三日の始まり
 シャワーを浴びる前ならば買いにも行けたのに。下着を身に着けずに外出する勇気はない。そんな自分を想像しただけで恥ずかしくなってしまうし、ショーツを履かずにチノパンに足を通すことはとても不潔なことのような気もする。

 洗剤も何もないが、ここで洗ってしまうしかない。室内とはいえエアコンの風が当たるところに干しておけば明日の朝までには乾くだろう。乾き切っていなかったらドライヤーで乾かせもするだろう。

 ブラジャーはストラップとカップの縁が黒。カップ部分は黒、赤、白の三色のチェック柄。知代の好きな柄と色の組み合わせでショーツもお揃い。ゴムの部分が黒で全体はチェック柄。可愛らしい下着で知代が身に着ければよく似合うだろう。

 明日からは仕事用に上下白の何の柄も刺繍もないシンプルな綿の下着を用意していた。白いブラウスから透けないようにと思って用意した、つもりだった。 

 今日は仕事のための移動日とはいえプライベート。しかも初の一人旅。今日の下着は知代のお気に入りの下着。知代の浮き立つ気持ちが下着のチョイスによく表れていた。

 それをユニットバスに持ち込み、形が崩れないように丁寧に洗う。部屋のハンガーにブラとショーツを引っ掛けるように干し、エアコンの風がよく当たりそうなところに吊る。エアコンの風向きを調整したらちゃんと風が当たってくれた。その証拠に風に煽られてゆらゆらと揺れている。

 とりあえず、これで明日はなんとか凌ぐしかない。明日新しい下着を買おう。
 
 下着を干したのは部屋の窓際。立ったついでに壁に備え付けの鏡を覗き込む。

 前ボタンで冴えない深緑色の部屋着姿の自分がそこにはいた。

 似合ってない。知代はそう思ったが地味な部屋着に身を包む知代にまだ幼さが残っているせいか、そのギャップが男目線で見ればいやらしく見えなくもない。裸の女性に男物のワイシャツだけを着させているような一昔前の鉄板のシチュエーションに近い官能的な見た目になっている。もちろん知代自身はそんなふうには思いもしないし、そんな発想すらもない。ただ可愛くないな、と思うくらいだ。

 ホテルの中ならばこの格好で部屋を出ても構わないらしいが、知代にはそんな勇気はない。年頃の少女がパジャマ姿を見られるのを嫌がるように、この姿を他人に見られるのは恥ずかしいと、そんなふうに思っていた。
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