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君が眠りから覚めるまで
第1章 song1
「…僕、あの人のファンだったんだ。
練習生の時、すごく忙しいしどこにも行けなかったじゃない?
楽しみはドラマを観ることくらいでさ」
「…知ってる」
ソンフンは憮然と答える。
ソヌはいつも休憩時間にスタジオの隅っこでタブレットで動画を見ていた。
ちらりと覗いたら、ドラマだった。
『何見てるんだよ』
気まぐれな好奇心で聞いたことがある。
『ヤンソジュンさんのドラマ。江南クラス。
ソジュンさん、演技が上手いしカッコいいんだ』
綺麗な目を輝かせて語ってきたっけ…。
…面白くもない。
『ふうん。あんなヤツが良いのか?
如何にもタラシな貌をしてるのに。
お前、見る目ないな』
鼻先で笑い飛ばしてやったっけ…。
ソヌは怒るでもなく薄く微笑み、目を伏せた。
…いつもそうだった。
何を考えているのか、捉えどころがない。
それが、ソヌだった…。
…だから、苛々した。
練習生の時、すごく忙しいしどこにも行けなかったじゃない?
楽しみはドラマを観ることくらいでさ」
「…知ってる」
ソンフンは憮然と答える。
ソヌはいつも休憩時間にスタジオの隅っこでタブレットで動画を見ていた。
ちらりと覗いたら、ドラマだった。
『何見てるんだよ』
気まぐれな好奇心で聞いたことがある。
『ヤンソジュンさんのドラマ。江南クラス。
ソジュンさん、演技が上手いしカッコいいんだ』
綺麗な目を輝かせて語ってきたっけ…。
…面白くもない。
『ふうん。あんなヤツが良いのか?
如何にもタラシな貌をしてるのに。
お前、見る目ないな』
鼻先で笑い飛ばしてやったっけ…。
ソヌは怒るでもなく薄く微笑み、目を伏せた。
…いつもそうだった。
何を考えているのか、捉えどころがない。
それが、ソヌだった…。
…だから、苛々した。

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