この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
センセイと課外授業
第9章 ハツカレ?
(どうかっ、どうかトシくんじゃありませんように!)

心の中で祈りながら、中から聞こえる足音に耳を傾ける。

しかし、私の祈りはどうやら届かなかったらしい。

「はい、どちらさー…一ノ瀬?」

玄関の扉が開いて出てきたのは、トシくん本人だった。

(あぁ〜もう!)

「せ、先生から!これ、プリントとか!」

私は近づいてきたトシくんの顔を見ないように鞄の中を覗き込んだ。

「あ、ありがと。わざわざごめんな。」

「ううん!」

ファイルからプリント類を取り出し手渡す。

受け取り目を通すトシくんを確認して、私はくるりと背をむけた。

後ろでトシくんの慌てた声とプリントがこすれる音がする。

「えっ、い、一ノ瀬、上がって…」

「い、いい!もう帰るから!渡しに来ただけだしっ!じゃあねっ!」

そのまま歩き出そうとして、ふいにぐいっと腕を掴まれた。

「えっ…」
/199ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ