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第6章 課外授業③

「ぷっ..お前、いちいち言うことがバカっぽいんだよ。」

「バカって..!!ひどいです、女の子なら誰でも結婚したいもんだよ!」

「はいはい、そんなもんか。とりあえず、嫁になるにも勉強しなきゃ、貰い手なくなるからな。」

「むー..」

私はむくれながら、はたと気づいた。

（ありゃ..そういや..）

「先生、今メガネ外してないのに、意地悪先生だ。」

「は？」

先生は怪訝そうに私のそばに来た。

「だって先生、メガネ外したら毒舌の意地悪先生になるもん。」

「意地悪じゃねぇよ。これが素。」

「素!?じゃあ普段は作ってるの!?」