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エロ本を拾っただけなのに3 ~娘の夫を寝取る母~
第3章 《焦燥する母の狂おしい懇願》
「……怖かったの。私、今回……生理が、3週間も遅れてて……」

震える声で、香代子は最も知られたくなかった事実を絞り出した。

「3週間……」
「そうよ……。今年はもう45歳になるし、もしかしたら、これが『最後』なんじゃないかって……。私、このまま生理が無くなってしまったら……いつか聡に捨てられちゃうんじゃないかって、毎日不安で、不安で……っ!」

自分の醜い部分も、老いへの恐怖も、すべてを吐き出して泣きじゃくる香代子。
そんな彼女を、聡はより一層強く抱きしめた。

「馬鹿だな。香代子がいくら歳を重ねても、俺が捨てるわけがないだろう。籍こそ優香と入れているが、香代子も俺の愛する妻なんだから」

聡が優しく涙を拭って囁いたその言葉に、香代子の中で、抑え込んでいた情念が一気に弾けた。

(あぁ……やっぱり、私にはこの人しかいない……)

その時が来る前に。自分がまだ、完全に「女」であるうちに。彼と私を繋ぐ、絶対に切れない決定的な証が欲しい。

「ねえ、聡……お願い……」

香代子は、聡の身体にすがりつき、切羽詰まった濡れた瞳で彼を見上げた。

「私……もう1人、欲しいの。聡の赤ちゃんが、欲しい……っ」
「……香代子?」
「お願い、ゴムなんてつけないで。私の奥に、聡の全部を出して……っ! 私がまだ女だって、私にもまだ産めるって……証明してっ! お願い……優香より先に、私に2人目を作って……っ!」

それは、母親としての理性など欠片もない、ただ愛する夫との繋がりを渇望し、娘への対抗心に揺れる女の、悲痛で狂おしい懇願だった。
優香が上の階で眠っている静寂の夜、703号室のベッドで、香代子の歪んだ情念は、さらに深く、後戻りのできない狂気へと向かおうとしていた。
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