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エロ本を拾っただけなのに3 ~娘の夫を寝取る母~
第2章 《燃え上がる嫉妬》
──【2025年 初夏】

季節は春から初夏へと移り変わろうとしていた。
2人の赤ん坊は順調に成長し、905号室と703号室を行き来する生活は、すっかり彼らの日常として定着していた。

香代子にとって、優香は紛れもない愛する実の娘である。
だが、この奇妙な三角関係が始まって以来、同時に越えられない壁として立ちはだかる「最大のライバル」でもあった。

(若さだけよ。……若さ以外で、私が優香に負けるところなんて何もないはずなのに)

家事のスキル、料理の味、そしてベッドでの男の悦ばせ方。どれをとっても、45歳という年齢が培ってきた熟練の艶技を持つ自分の方が、娘よりもずっと聡を満足させられるという絶対的な自信があった。
しかし、どれほど女として磨きをかけようとも、決して覆せない事実がある。

戸籍上の「妻」の座は、優香のものだ。
そして、聡の生活の拠点も、あくまで優香の待つ905号室なのである。
いくら703号室で甘い夜を過ごしても、朝になれば彼は自分の服を着て、「おはよう、優香」と言って905号室のダイニングに座るのだ。
さらに香代子を苛立たせているのは、最近減ってしまった夜の生活の「回数」だった。

(はっきり聞いたわけじゃないけど……絶対に、優香とすることの方が多いわ)

自分が育児に追われて疲れた顔をしているせいかもしれない。あるいは、若い優香のフェロモンに聡が抗いきれないだけかもしれない。
自分と同じように「無理しなくていい」と気遣われているはずの優香が、時折、朝のキッチンでほんのりと艶っぽい表情を浮かべているのを見るたび、香代子の胸の奥でドス黒い嫉妬の炎が燃え上がった。

だからこそ、香代子は優香の前であっても、意図的に「牝」としての本性を隠さずに出すようになっていた。

ある休日の午後。905号室のリビングで、3人が揃ってくつろいでいた時のことだ。
香代子は、あえて胸元が大きく開いた、身体のラインにぴったりと張り付く薄手のニットを着ていた。
実は、妊娠・出産前は、若く肉感的な優香の方が胸は大きかった。しかし、出産を経て香代子の胸は驚くほどに張りを取り戻し、今や優香を凌ぐほどの豊満な質量へと「逆転」していたのだ。香代子はそれを、女としての強力な武器だと自覚していた。
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