この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
影を背負った愛~足りない愛を、君に
第33章 初めての二人の特別な父の日~秘密を打ち明けて~①
一方、17時40分 彩香 横浜市神奈川区 自宅マンション1LDK(7階)

「はぁ……はぁ……もう、こんな時間!?」

彩香は掃除機を片付けながら、リビングの棚の前で固まった。

数日前から時間をかけて床や風呂場、キッチンはピカピカにしたのに、
一番見られてはいけない部分に全く手をつけていなかった。

(……ヤバい……健治さん、来ちゃう……!)

慌てて財布と鍵を掴み、近くの100円ショップへ全力ダッシュ。
白いプラスチックシート(カーテン代わり)と透明のガムテープを買い、
息を切らして部屋に戻った。

「急いで……急いで……!」

彩香は顔を真っ赤にしながら、左側の棚
——アニメ・小説コーナーの前にプラスチックシートを広げた。
『新世紀エヴァンゲリオン』、『とある魔術の禁書目録』、
『ひぐらしのなく頃に』、『名探偵コナン』の単行本やBlu-ray、
ミサトさん、インデックス、灰原哀のフィギュア……全部が丸見えの状態だった。

「うわぁ……恥ずかしい……絶対に見られたくない……」

油性ペンで大きく震える字で書く。

《勝手に見ちゃだめだお。°(ᐡ•̥ᴥ•̥ᐡ)°。》

シートを棚に被せ、ガムテープでガシガシと固定する。
顔が耳まで真っ赤になり、
恥ずかしさのあまり自分の頭を軽くぽんぽん叩いた。

「アニメ小説コーナーだけは……絶対に隠せた……!
でも右側のアイドルファイルとか、野球資料とか、
勉強机の下の藤竜也さんや今まで好きだった人の写真……」

完全に隠しきれていないことに気づき、彩香は両手で頰を押さえて小さく蹲った。
急いで写真はファイルにしまい、
《勝手に見ちゃだめだお。°(ᐡ•̥ᴥ•̥ᐡ)°。》コーナーに入れた。

「……もう、ダメ……見られたら死ぬ……」
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ