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影を背負った愛~足りない愛を、君に
第41章 逃げ切れない平日の甘い攻防~火曜~①
同日 12時15分 神奈川支店 昼休み
午前中の仕事が少し押してしまい、彩香がお昼休みに入ったのは12時15分頃だった。
コンビニ弁当を買いに外出したが朝から降り続いていた雨が強くなっており、
13階の休憩室は予想通り満席。
テーブルはすべて埋まり、話し声が賑やかだった。
(……休憩室無理そうだな……自席で食べるのも、なんだか疲れる……)
彩香は小さくため息をつき、持ってきた弁当箱を抱えてフロアを見回した。
ふと、健治さんのデスクの方に視線を向ける。
健治さんはデスクに座ったまま、背もたれに体を預けて軽く目を閉じていた。
口ひげのある精悍な顔が、疲れた様子で少し緩んでいる。
昨夜の激しい時間と、朝までの抱擁の影響が、課長の顔にもはっきりと出ていた。
(……寝てる……)
彩香の頰が、じわっと熱くなった。
会議中やドリンクコーナーで見た凛々しい横顔とは違う、珍しく無防備な寝顔。
昨夜あんなに熱く自分を抱いていた男の、穏やかな寝顔を見てしまうと、
胸がきゅんとする。
(……かっこいいのに……可愛い……やだ、また変なこと考えてる……)
耳まで赤くなり、慌てて視線を逸らした。
自席で食べる気にもなれず、
彩香はそっとコンビニ弁当を抱えて空いている面談室へ移動した。
午前中の仕事が少し押してしまい、彩香がお昼休みに入ったのは12時15分頃だった。
コンビニ弁当を買いに外出したが朝から降り続いていた雨が強くなっており、
13階の休憩室は予想通り満席。
テーブルはすべて埋まり、話し声が賑やかだった。
(……休憩室無理そうだな……自席で食べるのも、なんだか疲れる……)
彩香は小さくため息をつき、持ってきた弁当箱を抱えてフロアを見回した。
ふと、健治さんのデスクの方に視線を向ける。
健治さんはデスクに座ったまま、背もたれに体を預けて軽く目を閉じていた。
口ひげのある精悍な顔が、疲れた様子で少し緩んでいる。
昨夜の激しい時間と、朝までの抱擁の影響が、課長の顔にもはっきりと出ていた。
(……寝てる……)
彩香の頰が、じわっと熱くなった。
会議中やドリンクコーナーで見た凛々しい横顔とは違う、珍しく無防備な寝顔。
昨夜あんなに熱く自分を抱いていた男の、穏やかな寝顔を見てしまうと、
胸がきゅんとする。
(……かっこいいのに……可愛い……やだ、また変なこと考えてる……)
耳まで赤くなり、慌てて視線を逸らした。
自席で食べる気にもなれず、
彩香はそっとコンビニ弁当を抱えて空いている面談室へ移動した。

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