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アナタとアタシ
第8章 闇と病み
『…奈緒?どうした?』

不意に康樹が声をかけた

『初めてみた…夜の海をこんなにジックリ見たことないかも…凄く綺麗…』

『あんまり黙って見てるから落ちないか心配したよwww気をつけてね』

『ん…』

青く揺らめく水面が儚く感じた

美しいのに悲しい感じに

何故か目が離せなかった

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