この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パステルカラー・オレンジ
第4章 出合い
ち「・・・・頼んでもないのに。迷惑です・・・・こういうの。」


千尋は、両手で鞄を抱き抱えた。

なにも言わない、表情もわからない大崎を見て、強い口調で言った。


ち「もう、私にかまわないでください。」


背を向けて、小さいからだをより小さくして、千尋はヨタヨタ行ってしまう。

大崎は呆然と立ち尽くし、千尋の姿が見えなくなった頃、ようやく教室に入った。


ーーーーふんわり、春風が窓を通る



4月5日、高校生活初日 叩かれた手は震えた。

複雑な想いと、ギュッと握った手。
窓からみる景色は、下校中の生徒が居るだけ。
大崎には、辛い始まりでしかなかった。



姫(ふーん、大崎レオ君かあー。)


気まずい教室の雰囲気の中、姫子は大崎の存在を知って教室を後にした。
/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ